看護師のシフトってどんなかんじ?
病棟で働く看護師のシフトは2交代制か3交代制です。同じような勤務形態に思えますが、実はかなりの違いがありますよ。例えば、2交代制は夜勤の拘束時間が長い分、次の勤務までゆっくり休めます。一方、3交代制は1回の勤務時間が短い分、次の勤務までのスパンが短いです。どっちが自分に向いているか考えてみましょう。
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2交代制の特徴をチェック
2交代制は基本的に2パターンのシフトしかありません。日中と夜間から朝にかけての2つのシフトで勤務します。夜勤時は仮眠時間が設けられており、そこでうまく休めるかどうかがカギになります。夜勤の時間が長いので夜勤手当はたくさんもらえますよ。また、夜勤明けは必ず休めます。ただし、中には変則2交代制を採用している病院もあります。変則2交代制の場合、日勤と夜勤に加えて2つの中日勤があり、夜勤の時間が短くなります。
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3交代制の特徴をチェック
3交代制は日勤、準夜勤、深夜勤の3パターンのシフトがあります。準夜勤と深夜勤の頻度はそれぞれ月4~5回くらいのところが多いようですね。3交代制は1回の勤務時間が2交代制より短いので、負担が少なく済みます。ただし、次の勤務までのペースが速いので生活リズムを整えるのが大変です。特に準夜勤の後の休日をどう過ごせばいいか分からず悩んでいる看護師が多いみたいですね。夜勤手当については2交代制の方が若干高いですが、そこまで大きな違いはありません。
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夜勤についても考えておこう
2交代制と3交代制、どっちを選ぶにしても夜勤はあります。夜勤では検査や手術をすることがほとんどありません。主な業務は各種処置や点滴、薬剤の管理、患者の安全確認、日常生活の援助です。また、受け持つ患者によっては食事介助もやります。夜勤のメリットはやはり深夜手当が付くことですね。収入面にこだわりがある人は夜勤のある職場で働いた方がいいでしょう。ただし、日勤に比べて人数が少ないので緊張感を持って業務に取り組まなければなりませんよ。
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子育て中でも2交代制の勤務は可能?
「子どもができてからも2交代制勤務を続けられるか心配」という看護師もいるでしょう。たしかに、子育てと仕事の両立は大変ですが、最近では24時間体制の院内保育所を完備している病院や、子育て支援に力を入れている職場も増えてきています。また、家族をはじめ、周囲からの協力を得られるようにしておくことで、無理なく2交代制勤務を続けることができるでしょう。実は、子育て中の2交代制勤務にはメリットもあります。詳しく見ていきましょう。
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